AV-011
※印刷用PDFデータは下記よりダウンロードできます。
更に詳しい説明は下記をご参照下さい。
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■始めに■
・本説明文はAVEST製品をご購入のお客様専用となっておりますので、二次利用は禁止とさせていただきます。
・取付方法や、各パーツの脱着方法を記載しておりますが、あくまで参考ですので実際に作業された際に起きた車両破損や不具合などに関しましては一切の責任を負えませんので予めご了承ください。
・2018年7月以降 AV-011-W-C(オールメッキタイプから) 順次 本説明書内で記載してある黄/緑/赤/黒の4本線のうち黄色線(常時電源用配線)がなくなっており、3本線(緑/赤/黒)となっています。
そのため、常時電源への接続箇所が不要となりますので予めご了承ください。※純正シーケンシャルターンランプ付車両対応(キャンセラー不要)となりました。
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■よくあるお問い合わせ■
・ウインカーがハイフラになる
→弊社ではノーマルの状態からの取付でハイフラは確認しておりません。車両個体差や、その他にも社外ウインカー使用での影響もございますので対策に関してはお客様ご自身でお願い致します。
・ウインカー、オプションランプが全くつかない
→それぞれの配線接続部分を確認してください。テスターで通電確認もお願い致します。
一番多いのが、常時電源の接続ミスです。アナログのテスターの場合、マイナス制御での逆流を間違えて感知してしまう場合があるので、常時電源を別箇所から取り直して下さい。
また、製品を数ヶ月使用している中で、いきなりウインカーとオプションランプが点灯しなくなった場合も常時電源接触不良が考えられます。
・フットランプが2粒くらいしかつかない
→電圧不足です。机上の通電確認ですと7Vくらいの場合この症状が現れます。12V前後で全数点灯しますので、接続部分の確認と電圧の確認をお願い致します。
弊社作業内ではルームランプユニットのカプラー部分へ配線を接続しておりますので、他の箇所から電源を取り不具合が発生した場合はルームランプユニットから電源をとってください。
・電源OFFにしてもウェルカムランプが2粒くらい付きっぱなしになる
→車体に残る残電流による「ゴースト現象」が発生していると考えられます。ウェルカムランプの配線に、お車に合った抵抗(ゴーストキャンセラー抵抗)を入れてください。
※車両個体差によるものですので、抵抗のご用意はお客様にてお願い致します。
※抵抗は、並列になるように取り付けてください。
・スイッチを押しても反応しない
→スイッチハーネスのカプラー部分の差し込み不良が考えられます。また、端子の接触不良も考えられますので、ご確認をお願い致します。
※基本的には12V通電での点灯確認で通常点灯が確認できれば、製品不具合ではございません。
取付後に不具合があった場合でも製品不具合か配線不具合かを確認する為に接続した配線を外し、直接12Vの電流をあてて点灯確認されることをお勧めします。
※また、全ての他社製品との組み合わせでの不具合に関してもサポート適応外ですので予めご了承ください。
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動画解説
取付手順例を動画にて限定公開中です。本説明ページの内容と合わせてご覧ください。
※2018年1月マイナーチェンジ後のシーケンシャルターンランプ付の車両に本製品を取付した場合、ハイフラ現象が起こる場合がございます。その際に取り付ける抵抗器(キャンセラー)の取付注意事項は20:08からの説明となっております。合わせてご確認くださいませ。(常時電源レス仕様 製品はキャンセラ不要です)
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目次
~取付前に~
まず始めに点灯確認をして下さい。12Vの電流を流して正常に点灯すれば製品不具合ではございません。
※出荷前に点灯確認・スイッチ類の切り替え確認はしておりますが、実際に車両に取付をした時点で初期不良が見つかるという事例を避けるためにも必ずお願い致します。
点灯確認の配線に関しては製品に付属の説明書紙面で確認下さい。
切り替えスイッチの部分に関しては上記のように仮で端子を差し込み、スイッチを付け確認して下さい。
※生産時期により黒配線が黄色になっている場合がございます。色を合わせてご使用ください。
シーケンシャル/通常点灯の切り替え確認です。
次に、ルームランプの配線・点灯確認です。
ルームランプユニットはクリップで止まっていますので、内張り剥がしなどでユニットを外して下さい。
取り外した後の画像です。赤いクリップの位置を参考にして下さい。
実際にテスターで確認する際はカプラーをつけた状態で確認します。画像のようにカプラー部分にテスターを当て、キーレスで施錠・開錠を繰り返し確認します。
キーレス開錠で点灯,キーレス施錠で消灯する配線の組み合わせを探します。
※点灯確認をする際にはルームランプユニットが繋がれている状態で、ルームランプがキーレス開錠で点灯する設定にして確認をして下さい。
配線の組み合わせがわかったら製品の端子を差し込み、製品自体での点灯確認をします。この時点ではプラス/マイナスがわかりませんので点灯しない場合は配線を逆にして確認して下さい。
製品での動作確認画像です。
上図はオプションLEDルームランプの場合とハロゲン球の時のカプラー配線図です。
グレードや、装備、オプション品によって配線の色や本数が変わりますので、この内容で当てはまらない場合はテスターにて配線をご確認下さい。
※このカプラー配線図と同じ場合でも必ずテスターにてご確認をお願い致します。
スイッチパネルはこの部分から外します。
外した後の画像です。ツメの位置を確認して下さい。外す際にはウインドウスイッチ類のカプラーを外して下さい。
スイッチパネルを外したら、赤矢印部分にボルトがあるので取り外して下さい。
ドアハンドルのカバーを内張り剥がしなどで外し、中のボルトを取り外して下さい。
カーテシも取り外します。赤矢印のカプラーを外してください。
ウインドウ横のカバーも外します。こちらもツメ・クリップで止まっているだけです。
全て外したらドアの内張りを外していきます。
リア側の上にクリップで止まっている箇所があります。
内張り裏側についているワイヤーや、カプラーも外します。
内張りを外したら赤矢印のカバーを外します。ボルトを外してから取り外します。
取り外したら近くにあるドアミラーカプラーを外します。
ドアミラー根元のカバーも外し、中のボルトを外したらドアミラーASSYが取り外せます。
~ドアミラーASSY分解・レンズ取付~
ミラー上部を押し込み、
ミラーを外します。
内側からツメを押し、上部カバーを外していきます。
下部カバー 赤矢印部分のボルト、カバーを外してから取り外します。
純正のウインカーカプラーも外します。
下部カバーの裏面です。
製品を用意し、配線をドアミラー純正配線が通っている箇所へ一緒に通します。通す配線が多い為、純正配線を上下にずらしながら一緒に動かしていくと通りやすいです。
レンズをカバーにセットします。下部カバーの赤矢印部分へ製品をセットしていきます。
図の位置からスライドさせてはめ込んでいきます。
先端まで位置が合えば、矢印部分のクリップ、穴部分が合います。
ウインカー配線のプラス/マイナスを確認します。ドアミラーカプラーを仮で図のように付け、
純正ウインカーカプラー部分でテスターを使い確認します。
※この配線色を確認しておき、後に配線接続する際にドア内張り内のドアミラーカプラー近くでウインカー配線を接続しております。
純正ウインカーカプラーは使用しませんので防水処理をして戻します。
ドアミラーASSYを組み立てます。
~配線接続~
※延長配線はそれぞれ長さが違いますので、先に接続する箇所・配線を通す箇所を確認し、配線長を確認して下さい。
延長配線を用意し、ドア内張り~車内へ引き込みます。赤矢印部分のモールをゆっくりひっぱり、緑のツメから外します。またその裏側パネルにボルトがありますので、外します。
配線ガイド等を使用し、通していきます。
ドアミラーウインカーレンズからの配線と色を合わせてドア内張り内部でカプラーを繋げます。
ウインカー配線は、内張り内部でも接続可能です。ドアミラーレンズの組み立て時に確認した配線色を追って接続して下さい。
黄色配線は常時電源
緑配線はACC電源など(オプションランプを点灯させたいタイミングの箇所へ)
へと接続します。
画像は助手席グローブBOX裏側から配線をとっています。車両側水色配線へ製品黄色配線、車両側黄色配線へ製品緑配線を接続しています。こちらも車両グレードや装備・オプションなどで違う場合もございますのでかならずテスターにて確認してから接続して下さい。
※細い線へ接続しようとすると断線する可能性がありますので、エレクトロタップの種類や、線を引っ張りすぎないようご注意下さいませ。
※ルームランプの配線(白/黒の2本線)はピラー内を通してルームランプユニット近くから予めテスターにて確認をとった箇所へ接続して下さい。
スイッチの配線はスイッチ用ハーネスを使い、取付をして下さい。
※生産時期により黒配線が黄色になっている場合がございます。色を合わせてご使用ください。
スイッチ取付参考例です。お客様ご自身の判断にて設置をお願い致します。
※特に設定を変えるようなことがなければパネル内へ隠しておいていただいても構いません。
全て接続したら点灯確認をし、問題なければ外したパーツを戻し作業終了です。